花見山公園は、福島市南東部の渡利地区にある花の山だ。春になるとウメ、レンギョウ、トウカイザクラ、ソメイヨシノ、ハナモモ、ボケなどが咲き競い、周辺の花木農家の畑とともに、一帯が花色に染まることで知られている。 […]
みちの人
湯けむりの国に、太古の記憶が息づいている。
世界が驚いた「硫黄呼吸」の発見。
【東北大学・赤池孝章教授に聞く】

みちのくの旅には温泉が似合う。 心もからだも癒される湯けむりの旅は何ものにもかえがたい贅沢。 いろいろな効能がうたわれているが、 硫黄の香りにも効能があるのでは、と勝手に思っている。 そんな中、我々の常識を覆すような大発 […]
仙台が誇るHIPHOPアーティスト
GAGLEが語る、3人と街のリアル。

「仙台のアーティストといえば?」もし、こう聞かれたら、彼らの名前を挙げる人も多いだろう。1996年のデビュー以来、仙台をベースに国内外で活動を展開するHIPHOPグループ・GAGLE。1月12日にリリースされた約4年ぶり […]
KUMIKIとTOHOKU
はじまりは陸前高田。 東北発。
全国にひろがるソーシャルビジネス。[プロローグ]

「ガッガッガ」という電動工具の音とともに、最後の板材がはまる。小さなベンチが完成すると、「ワァっ」という喜びの声と笑顔がそこには溢れていました。この日は全5回のワークショップの最終回。これまでに不要な壁を解体し、杉フロー […]
描くことを楽しむ。
感じたことを共有する。
自由を愛するデッサン会。

「塩竈で”珈琲とデッサン会”があるんだけど、興味あったら行ってみない?」 絵を描きたい、描いてみたいと思う人たちが集まり、コーヒーを飲みながら楽しくデッサンすることをコンセプトにしているという「珈琲とデッ […]
【みちのく 物語のふるさと紀行】
“ひろすけ童話”の原点を訪ねる。
浜田広介のふるさと・高畠へ。

「児童文学作家」を名乗ってはいるが、体系的に学んだことは一度もない。講演等で学校を訪ねると、時々子どもたちから「作家になるには?」と質問されるのだが、その度に「本をたくさん読むこと」と答えている。平凡すぎて恥ずかしいが、 […]
地域に受け継がれてきた、“庶民の酒”が世界へ。
遠野で造られる、魅惑のどぶろく【後編】

前編は【こちら】。 熱気あふれる祭り会場を後にした我々は、車に乗り込み、どぶろく製造免許第一号を取得した江川さんの元へ向かうことに。現地の方のアテンドについていくと車はまちを離れ、みるみる山奥へ。 「これ案内してもらわな […]
市民が中心、楽しむことが中心。
街の真ん中にPARK(遊び場)をつくろう。
「せんだいセントラルパーク構想」[プロローグ]

広瀬川の「川床」に集い、楽しむ人たち。 川面を見つめながら若者たちが話していた。 「せんだいセントラルパーク構想」って何だろう? 広瀬川に初めて生まれた「伊達な川床」 「川を身近に感じる」ことが、街の魅力を広げると思う […]
山々に囲まれた湯治宿
峩々温泉の湯守を訪ねて

「こっちは朝から吹雪いているので、気を付けてゆっくり来てくださ~い」 遠刈田温泉を過ぎて県道に入り、竹内さんに少し遅れる旨お詫びの電話をすると、軽快な声でそう教えられた。しかし、見渡す限り青空が広がる秋晴れの日で、とても […]
地域に受け継がれてきた、“庶民の酒”が世界へ。
遠野で造られる、魅惑のどぶろく【前編】

まるで昔話の世界にタイムスリップしたようだった。 もとは庄屋だという江戸末期建築の南部曲り家。囲炉裏端の舞台では飯豊神楽が躍動的に舞い、周りの人たちはそれを見入るようにしながら、あるいは仲間と談笑しながら、お膳の小鉢に箸 […]